男性より女性のほうが骨粗しょう症になりやすいワケとは
女性は、更年期となる閉経前後(45から55歳)ころから
骨量がガクンと減っていきます。
これは女性ホルモンであるエストロゲンが骨の新陳代謝にも
大きく関係しているからです。
エストロゲンには、骨からカルシウムが溶け出すのを
抑制する働きがあります。
健康な骨は、成長期が過ぎると伸びたり大きくなったりは
しませんが3~4ヶ月のサイクルで良い状態をキープするように
新陳代謝を繰り返します。
この代謝のリズムがエストロゲンの減少により
崩れて骨の再生が間に合わない状態が
更年期の女性が骨粗しょう症になりやすい要因です。
ホルモンに作用してエストロゲンのはたらきを
サポートするサプリメントにも骨粗しょう症に対して
ある程度の効果は期待できるかもしれません。
もう一方で、カルシウムとビタミンDの補給による
骨の形成を促すことも大切です。