更年期の女性がやるべき骨粗しょう症予防のポイント3つのポイント
骨粗しょう症は、更年期の頃から心配される病気で
骨の密度が下がった状態のことを呼びます。
自覚症状はほとんどなく気づいた時には病状が
かなり進行している場合があります。
ですので、病気というよりは『高血圧』と同じように
老化現象の1つとも考えている方も少なくありません。
ただし、
骨折した際には、回復が極端に遅くなったり
症状がヒドくなると関節が変形して痛みを伴う場合があります。
たとえ老化現象であったとしてもできることなら
避けたいですよね。
それでは、骨粗しょう症を予防する3つのポイントを
解説します。
1.普段から背骨に負荷のかかる運動をする
散歩やジョギング、ヨガやストレッチなどを週3回以上
行うようにしましょう。
若くないからといって「運動しても鍛えられない」など
といことはありません。
運動不足は、筋肉だけではなく骨も衰えさせます。
2.カフェインと塩分を控える
カフェインは、カルシウムの吸収を妨げます。
また塩分の取り過ぎは、高血圧になるだけではなく
取り過ぎたナトリウムを尿で排出する際に
カルシウムも一緒に出て行ってしまいます。
3.カルシウムとビタミンDを積極的に摂取する
牛乳に多く含まれるカルシウムと
あん肝やウナギ、しらす干しに多くふくまれる
ビタミンDを積極的に摂取しましょう。
カルシウムは、幼児なら75%と吸収率が高いのですが
50代になると30%ほどしか吸収されません。
また最近は
ビタミンDの不足が、カルシウムの吸収に深刻な影響がある
ともいわれています。
食品から摂取するのが難しい状況なら
子供の成長をサポートする『セノビック』など
健康食品で摂取するのがお手軽です。
『セノビック』は、カルシウムとビタミンDが含まれていて
牛乳に溶かして飲むものなので、効率よく成分を補給できます。
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※一般のドラックストアでは手に入りません。
通販限定ですのでご注意ください。
男性より女性のほうが骨粗しょう症になりやすいワケとは
女性は、更年期となる閉経前後(45から55歳)ころから
骨量がガクンと減っていきます。
これは女性ホルモンであるエストロゲンが骨の新陳代謝にも
大きく関係しているからです。
エストロゲンには、骨からカルシウムが溶け出すのを
抑制する働きがあります。
健康な骨は、成長期が過ぎると伸びたり大きくなったりは
しませんが3~4ヶ月のサイクルで良い状態をキープするように
新陳代謝を繰り返します。
この代謝のリズムがエストロゲンの減少により
崩れて骨の再生が間に合わない状態が
更年期の女性が骨粗しょう症になりやすい要因です。
ホルモンに作用してエストロゲンのはたらきを
サポートするサプリメントにも骨粗しょう症に対して
ある程度の効果は期待できるかもしれません。
もう一方で、カルシウムとビタミンDの補給による
骨の形成を促すことも大切です。
骨粗しょう症の治療にも取り入れられている簡単な運動
適度な運動には、骨の量や密度を高める効果があり
実際に治療の現場でも取り入れられています。
また、バランス感覚を養うことで転倒して骨折する
危険性も減少します。
ただし、すでにカラダに痛みを感じるているなら
無理は禁物です。
今回は、自宅でも簡単にできる骨粗しょう症に効果的な
「開眼片脚立ち運動」について紹介します。
姿勢をまっすぐにして目を開けたまま
片足を床につかない程度に上げます。
その状態を1分間キープします。
これを左右繰り返し、1日3回行うだけです。
バランスが取れなければ、机やイス、壁などに
手をついてもかまいません。
あっけないほど簡単に思うかもしれませんが、
やってみるとグラついたりします。
ぜひ、試してみてください。